おばあちゃんとこたつで話した年越し。おばあちゃんは「私はもういなくなってしまうから、のぶちゃんに伝えれる事は話しておくね。」と言った。「おばあ ちゃんが長野にいた子どもの時、遠くが真っ赤に燃えているのが見えたんだよ。これは、大変なことが起きている。そう思ったんだよ。」おじいちゃんはその時 東京にいて、「橋の上に燃えている人がいたそうだ。燃えている人で暖をとっている人もいたそうだ。右に左に夢中で橋を渡ったんだよ。おじいちゃんのお父さ んは銀職人だったんだけど、戦争の時に贅沢な仕事だ。ということで仕事がなくなったそうだ。」僕はもしかしたら職人の子どもだったかもしれない。おばあ ちゃんが僕に語ってくれたように、僕たちも言葉にする必要があると思う。僕たちが出来ること。今日を語る事からはじめたいと思う。 演出家:五味伸之 (30歳)
無倣舎『8月15日を劇にする』
構成・演出:五味伸之
出演:竹内元一(サンピリ)、山下キスコ(01:17)、重松輝紀(バカダミアン)、ケニー(非・売れ線系ビーナス)
1) みんなで新聞を読む
2) 気になった記事を切り抜く
3) 記事を集めて新しい新聞をつくる
4) 新しい新聞を発表する
【日時】
2015年8月15日(土) 15:00〜18:00
※受付開始・開場は14:30〜
【会場】
くうきプロジェクト ワンコイン実験シアター
(
福岡市立青年センター: 福岡市中央区大名2-6-46)
【料金】
500円 ※ご予約ください
【問い合わせ・ご予約】
muhosha.info@gmail.com
070-5531-8798(いきもんずでざいん)
【くうきプロジェクト・ワンコイン実験シアター参加作品】
実験内容:語り合うことの出来る劇づくり
実験方法:その日の新聞を使った半参加型
主催:無倣舎
まわしよみ新聞原案:むつさとし(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)
JUGEMテーマ:
演劇・舞台